- Q:なぜ針治療は効くのですか?
- 我々の身体は内部又は外部からの刺激を受けると、元の状態に戻そうとする力、即ち自然治癒力が備わっています。患部に針を刺すことにより脳に新たなケガ(ダメージ)を負ったと認識させ血流を増大させ治そうとする、より強力な治癒力を発生させるからです。
- Q:「針は痛くありません」という診療所がありますが、本当に痛くないのですか?
- 細い針を針管(ガイドチューブ)を用いて刺せば、ほとんど痛みは感じません。しかし、それでは有効な自然治癒力を引き出すことが出来ないため、治療としての意味がないと考えています。
- 当所ではその人の皮膚の状態・体調・症状に見合ったサイズの針を使用することにより、回復を早め、無理なく治療が続けられることを心がけています。
- もし、回復が遅くなっても痛くない針の方がいいとお考えなら、他の治療院にかかることをお勧めします。
- Q:副作用はありませんか?
- 副作用はありませんが、時々刺入部より出血または内出血が見られることがあります。また刺入部が一時的に盛り上がったり、抜針後軽い痛みが残る場合もあります。またごく稀に吐き気・貧血・めまいなどの症状が現われる場合もありますが、いずれも一時的なことで心配は要りません。
- Q:治療後にだるくなったり、眠くなったりするのはなぜですか?
- 治癒力を上昇させるための充電が始まったサインです。又その治癒力を高める本来の体力を補おうとするために血液は主に臓器に集まり、当然、だるさ・眠気・無気力などの症状が現われます。針が確実に効いているサインであり、身体が休養を求めているサインでもあるのです。
- 疲労がたまっている方や体力が低下している方はより強い症状を呈します。その場合は帰宅後速やかに休養されることをお勧めします。
- Q: 針治療はどんな症状・病気に効果がありますか?
- 『痛み系』の改善に即効性を発揮するほか、慢性的な症状・原因不明の疾病等々その人本来の身体を診ながら治療していくため、各器官のあらゆる症状に効果があります。
Q&Aの最終更新日 : 2009-09-01